メキシコ・シティ、プエブラ、グアダアラハラ、グアナファト、管理人そちぷのメキシコ旅行記、メキシコ旅行Tipsを綴りました。
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メキシコ旅行記 DAY4 プエブラ
プエブラ・セントロ | 再会3 | カテドラル | サンタモニカ宗教美術館 | ファーストキッチン | サント・ドミンゴ教会 | メルカド・エルパリアン | チレス・エン・ノガダ |

プエブラ・セントロ
7月末のプエブラは少し肌寒い日本の春のようだった。 遅めに起きて、セントロへ出掛けた。 マリオとミチのビクトリア留学時代の友達に会うためだ。

プエブラのセントロの印象は、きれいだ。 カテドラルはあまり印象的ではなかったが、路地の家でも色がきれい。 紫・ピンク・黄・緑など一見ばらばらの有彩色でも適度に明度がぬかれており、 それが、街全体をメキシコ!といった感じにまとめている。

また、メキシコ陶芸のタラベラの産地のためか、建物の装飾としてもタラベラが使われていたのが旅情を掻き立てる。 石畳の上で路上駐車しているビートルを見つけたときは、CMカットのようだった。 後日訪れたグアナファトとは一味違うMexican Beautyがある。


再会3
セントロには広場があり、その隣にはオープンテラスのレストランをもつホテルもある。 そこが、モニカ、アレックス、オスカーと初めて会った場所だ。 モニカとアレックスはマリオとミチと一緒にビクトリアで留学していたそうだ。 だから2人とも、英語が達者だ。 オスカーはアレックスの友人とで、全員とは初対面。 27歳のオスカーはアメリカのディズニーランドで着ぐるみショーをしていたというのだから驚いた。 そのせいで、彼も英語が達者だ。

それにしても、この時はじめて会ったというのに、友達の友達ということだけで、 全員旧知のように、話し、冗談を言い、笑い、本当に楽しい時間だった。

さて、立ち話をした後はレストランでブッフェにした。 そこで、今日の観光プランを練った。 朝食のときに、アレックスが何気に聞いてきた「ところで、この朝食はカナダと比べて安い?」と。 セントロのホテルのレストラン、しかも最高の立地条件で料理もまずまず、値段は80N$だった。 北米では少し高めの朝食だが、ホテルでと言えば安い。 一般的に、どこの国でも普通の人は朝食をホテルでは食べないと思う。 メキシコの場合、その物価からみれば、8ドルの朝食はけっこう痛い出費のはずだ。 そんなことを思っていたら、見透かされたように、アレックスは笑いながら「今日は特別だからいいんだよ」と。 「初対面にもかかわらず」こういう思いやりを感じると、社交性の高さ以上に、人柄の良さに、じ〜んとした。

ホテルでの再会と朝食に同席してくれた彼らは、メキシコ国内では間違いなく富裕層の一員だ。 もちろん彼ら自身でrichなんて言うわけはなく、彼ら曰く「中流階級」だとか。 だが、そう言う一人のマリオのアパートは、同じ中流階級の日本の感覚が通じないほどよかった。。3LDKのマンション、週2回の家政婦を雇っている20歳代の人は、そちぷの周囲にはいましぇん。日本では。(笑)

とにかく、プエブラで出会ったこのメキシコ人たちは、財布にゆとりもあるが、とにかく好感度の高い人たちだった。 社交性は、ある程度の経済的ゆとりにも関係あると思うが、一番は人柄次第だと思う。 それを改めて痛感することに、数日後のグアダラハラで遭遇した。


カテドラル
プエブラの街は観光にほどよい大きさだ。徒歩でまわりきれる。 レストランを出た後まずは、隣にそびえるカテドラルへ。 率直に言って、メキシコ・シティのカテドラルを見た後でしょぼかった。 ただ中身より興味深かったのが、外の柵の上に載せられている無数の天使のシンボルだ。 プエブラには天使が街を助けたという伝説が残っている。 マリオ曰く「昔、自然災害で落ちてしまったカテドラルの鐘を天使たちが再び今ある場所にもどしたと伝えられている」とのこと。 だからプエブラには天使のシンボルが多いらしい。 ちなみに無料で英語解説もあるようでした。


サンタモニカ宗教美術館
次はサンタモニカ宗教美術館。 この美術館にはコロニアル様式の中庭もあり、きれいな建築も楽しめた。 でも、この美術館はガイドなしでは、その面白さが伝わりにくいと思う。 というのも、建物にまつわる話がホラー映画のネタになりかねないくらい怖いからだ。 簡単に言うと、壁に赤ちゃんが埋め込まれた祈りの場所だ。(相当はっしょってます…) 宗教弾圧の時代に信徒たちが祈りをささげた秘密の場所、また惨劇が行われた歴史的な建造物です。 「秘密」というのがキーワードで、いたるところにその名残がありました。 めっちゃ小さいあれとか、隠されたあれとか。 オリジナリティある観光地で、館内の写真撮影もOKでした。


ファーストキッチン
プエブラはメキシコ料理の創造の地との事。 チレス・エン・ノガダやモーレが特に有名。 そして、プエブラの街にはそれらが発明された最初の台所が残されています。

陶器が多く展示された小さなギャラリーの建物の中にそれはありました。 台所といっても厨房と言ったほうがよく、古そうなタイルで囲まれていました。 釜・調理器具もおかれていました。 ちなみにここ本当は写真撮影はだめらしいです。 あと、ここではチレス・エン・ノガダやモーレは食べることができず見学のみです。


サント・ドミンゴ教会
プエブラ観光の目玉のひとつは超ラグジャリー教会の見物。定番中の定番。 いかにも特別な教会で見ごたえ十分です。ここは必見! 文字通り「小汚ならしいなりしてるけど、中見はちがうわよ!」 宗教美術やら建築上のうんちくなしに、視覚で感動できるところでした。 無料で公開しているのだから、ホンマありがたい限りです。 多くを語ることは恐れ多くてできません。


メルカド・エルパリアン
ひととおり、観光したあとにモニカたちと別れ再び3人になった。 プエブラは大きくないが、歩き疲れたのでセントロで休憩した後に土産物探しに出掛けた。

お目当てはタラベラ焼き。
陶器に興味がなかったが、特に青と白の絶妙の色使いと模様にはまり欲しくてしょうがなくなってしまった。 数百メートルの通りの左右に軒を並べる店の半分以上が、タラベラ焼きの店だったと思う。

タラベラ焼きには青と白の色の組み合わせ以外にも、黄・緑・赤を加えたカラフルなものもある。 一般的に、食器やティーカップがセット売りのテーブルセットとマグカップや一枚皿のばら売りがある。 セット売りのほうが明らかに繊細なデザイン、きれいな模様が多い中、ティーセット2組を探した。 が、結果的にお気に入りのティーセットを見つけることができず一枚皿を購入。 テーブルセットから切り売りしてくれる店もどこにもなかった。 このときは、別のいいやつがみつかると目論んでいたが、それが大きな間違いだった。 この後、ここより多くしかも安くタラベラ焼きを売っているところなんぞ出くわさなかった。 もっと買っときゃよかった…。

ちなみにメルカド・エルパリアンは、アーケードのない市場なので雨の日だと不便そう。


チレス・エン・ノガダ
プエブラを歩きまくった後は、プエブラの郷土料理を食べに行くことにした。 マリオの運転で到着したのは、高級感あるレストランだった。

メインディッシュは、チエス・エン・ノガダ(165N$)。 運ばれてきたのはホワイトソースにふりかけられた赤い粒粒がめっちゃカラフルな料理だった。 この甘みのあるソースが美味しかった。 料理の本体は、おおきな唐辛子のようなものにチョップした肉・野菜・果物(レーズン)が詰めてころもを付けて油で揚げたものだ。 だから、辛味もある。もし、ホワイトソースがなければ辛くて食べれなかった。 かわいらしい概観だが、小食の人なら完食は無理なくらい相当ボリュームがある。 味はなかなかと言えども、でっかい一本料理だけに途中から味に飽きてきた…。 ちなみに、この料理はどこのレストランでも食べれる代物ではないようだった。 こっそり予約してくれていたマリオ、お前はスイート?だ!

こうしてプエブラ2日目はプエブラ三昧でした。
明日は郊外の遺跡、チョルーラへ。
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Puebla
プエブラノセントロ
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とある路上にて
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セントロのレストラン
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朝食のブッフェ
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レストランの前
広場とカテドラル
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サンタ・モニカ宗教美術館(外)
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サンタ・モニカ宗教美術館(中)
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1stキッチンへ
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チレス・エン・ノガダや
モーレが創作された台所
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タラベラ焼き買うならここ
メルカド・エルパリアン
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カラフルなタラベラ焼き
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青と白のタラベラ焼き
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チエス・エン・ノガダ(165N$)
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オレンジ色のチャーハン
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